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トゥレット症候群、抗精神病薬とα-2作動薬が有効

2023年1月19日  専門誌ピックアップ

トゥレット症候群の薬物療法(6つのカテゴリーの薬剤23種)を無作為化試験39件(対象計4578例)の系統的レビューとネットワークメタ解析で比較。主要評価項目は、チック症状の重症度の変化(有効性)とした。 プラセボとの比較の結果、薬剤カテゴリーでは、第1世代(標準化平均差-0.65、エビデンスの確実性:低)および第2世代(同-0.71、確実性:中)の抗精神病薬およびα-2作動薬(同-0.21、確実性:中)が優れた有効性を示した。薬剤では、アリピプラゾール(同-0.60)、ハロペリドール(同-0.51)、オランザピン(同-0.83)、ピモジド(同-0.48)、リスペリドン(同-0.66)およびクロニジン(同-0.20)が優れていた(確実性:中)。有効な薬剤カテゴリーまたは個々の薬剤で忍容性と受容性に関する意義のある所見はなかった。...