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持続性AFの初回PVI、PWI追加しても心房性不整脈減らず

2023年1月22日  Journal of the American Medical Association

持続性心房細動(AF)に対する初回経皮的心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)を実施した患者338例を対象に、肺静脈隔離術(PVI)への左房後壁隔離術(PWI)追加効果を無作為化試験で検討(CAPLA試験)。PVI+PWI群に170例、PVI単独群に168例を割り付けた。主要評価項目は、心筋焼灼術1回実施から12カ月後に、抗不整脈薬を使用せず、30秒超の心房性不整脈が見られないこととした。 その結果、主要評価項目はPVI単独群の53.6%、PVI+PWI群の52.4%に確認された(群間差-1.2%、ハザード比0.99、95%CI 0.73-1.36、P=0.98)。副次評価項目23項目中9項目に有意差が見られなかった(手技複数回実施後に抗不整脈薬使用の有無問わず心房性不整脈がない:PVI+PWI群58.2% vs. PVI単独群60.1%、ハザード比1.10、95%CI 0.79-1.55、P=0.57;手技複数回実施後に抗不整脈薬使用の有無問わず症候性AFがない:68.2% vs. 72%、同1.20、0.80-1.78、P=0.36;AF負荷(0% vs. 0%、P=0.47)。...