子を持つ女性医師の労働時間、20年間で上昇
2023年1月22日
JAMA Internal Medicine
2001-21年の米国雇用統計を用いて、現役医師の労働力および労働時間の変化を横断研究で調査。1万7599世帯の医師に関する月次調査8万7297件のデータを解析した。 その結果、2001-21年で現役の医師数は32.9%の増加が見られた。ピークは2019年の98万9684人で、2021年には92万3419人と6.7%減少した。地方での医師の減少率が高かった。医師1人当たりの1週間の平均労働時間は、52.6時間から48.6時間へと7.6%減少した。この労働時間の減少傾向は、男性医師、特に子を持つ男性医師(労働時間-11.9%)、地方の医師(-9.7%)、45-54歳の医師(-9.8%)に顕著に認められ、子を持つ女性医師は労働時間が統計学的に有意に増加していた(3.0%)。...
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