薬剤抵抗性てんかん、修正アトキンス食併用で発作減少
前年に食事療法を実施していない10-55歳の薬剤抵抗性てんかん(DRE)患者160例を対象に、標準薬物療法(SDT)併用下での修正アトキンス食(MAD)の安全性、有効性および忍容性を無作為化比較試験で検討。主要評価項目は、6カ月後のてんかん発生頻度の50%を超える低下とした。 intention-to-treat解析の結果、主要評価項目達成率は、MAD群が26.2%、SDT単独群が2.5%だった(P<0.001)。生活の質(QOL)改善度はMAD群が52.1、SDT単独群が42.5だった(平均差9.6、P<0.001)。試験終了時に49例で評価した行動スコアは、MAD群が65.6、SDT単独群が71.4となり、MAD群に改善が認められた(P=0.015)。1例に体重減少、2例に下痢が発生した。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。