過活動膀胱の腓骨eTNM、有効で有害事象少ない
2023年1月30日
The Journal of Urology
治療歴がない過活動膀胱女性患者77例を対象に、自宅で実施する腓骨の経皮的電気ニューロモデュレーション(eTNM)の有効性および安全性を前向き無作為化多施設試験で比較。71例が試験を完了した。 その結果、治療に起因する有害事象の報告率はeTNM群が12%、標準療法のソリフェナシン群が48%で(P<0.001)だった。その他の安全性評価項目に臨床的意義のある変化は認められなかった。Patient Perception of Intensity of Urgency Scale(PPIUS)グレード3尿意切迫感エピソードの50%以上低下達成率はeTNM群が87%、ソリフェナシン群が74%、PPIUSグレード3+4の尿意切迫感エピソードでは87%、75%、切迫性尿失禁エピソードでは90%、94%だった。事後解析では、両群ともに複数の有効性変数で有意な経時的改善が認められた。...
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