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小児の脳の発達傾向、ソーシャルメディアのチェック頻度により差

2023年2月3日  JAMA Pediatrics

米国ノースカロライナ州の6年生と7年生の生徒169人(平均12.89歳)を対象に、ソーシャルメディア(フェイスブック、インスタグラム、スナップチャット)のチェック頻度と脳機能発達の縦断的変化との関連をコホート研究で検討。3年間にわたって、社会的報酬遅延課題を用いた機能的MRIで社会的フィードバックを期待する際の神経反応を年1回測定した。 その結果、チェックが習慣化している生徒では習慣化していない生徒に比べて、左扁桃体/後部島(PI)/腹側線条体(VS)(β=0.11、95%CI 0.04-0.18)、右扁桃体(β=0.09、0.02-0.16)、右前部島(AI)(β=0.15、0.02-0.20)および背外側前頭前皮質(DLPFC)(β=0.19、0.05-0.25)と、12歳時点の社会的期待に対する神経感度が低かった。...