1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. TAVI vs. SAVRのRCTにバイアスリスクの可能性

TAVI vs. SAVRのRCTにバイアスリスクの可能性

2023年2月4日  専門誌ピックアップ

大動脈狭窄患者で経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)と外科的大動脈弁置換術(SAVR)を比較し最長5年間追跡した無作為化試験の文献データ(8試験8849例)のバイアスリスクを系統的レビューとメタ解析で評価。主要評価項目は、割り付けた治療からの逸脱(DAT)、追跡不能、追加の処置および心筋血行再建術の発生率ならびに各発生率についての両群間のリスク比とした。 その結果、DATの統合発生率は4.2%(リスク比0.16、95%CI 0.08-0.36、P<0.001)、追跡不能が4.8%(同0.39、0.28-0.55、P<0.001)、追加処置の同時実施が10.4%(同0.27、0.15-0.50、P<0.001)で、いずれもTAVI群の方が発生率が低かった。追加の心筋血行再建術の同時施行率もTAVI群の方が低かった(同0.40、0.24-0.68、P<0.001)。メタ回帰分析では、追跡不能の発生率と追跡期間に有意な関連が見られた(傾き0.042、95%CI 0.017-0.066、P<0.001)。...