黒色腫のエンコラフェニブ+ビニメチニブ、5年転帰も良好
2023年2月14日
Journal of Clinical Oncology
未治療または1次免疫療法後に進行した切除不能または転移性の局所進行BRAF V600変異陽性悪性黒色腫患者577例を対象にBRAF阻害薬エンコラフェニブとMEK阻害薬ビニメチニブの併用療法の効果を検証した無作為化第III相試験(COLUMBUS)パート1の5年転帰を報告した。 その結果、5年無増悪生存率(PFS)は併用群が23%、ベムラフェニブ群が10%、5年総生存率(OS)は35%、21%だった。乳酸脱水素酵素値の正常者の解析では、5年PFSが併用群が31%、ベムラフェニブ群が12%、5年OSは45%、28%だった。奏効期間中央値は併用群が18.6カ月、ベムラフェニブ群が12.3カ月、疾患制御率は92.2%、81.2%だった。併用療法の新たな安全性の懸念は認められなかった。...
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