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コロナ感染前の健康的な生活で罹患後症状リスク低下

2023年2月19日  JAMA Internal Medicine

米Nurses’ Health Study IIに参加し、2020年4月から2021年11月までの調査で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査陽性を自己報告した女性1981例(平均64.7歳)を対象に、感染前の健康的な生活習慣と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患後症状(PCC)リスクの関連を検討。 健康的なBMI(18.5-24.9)、喫煙歴なし、週150分以上の中強度から高強度の運動、適量の飲酒(5-15g/日)、質の高い食事(代替健康食指数2010スコアの上位40%)、十分な睡眠(7-9時間/日)を健康的な生活習慣因子とし、該当する因子の数によるPCCの相対リスクをポアソン回帰で推定した。 その結果、該当する健康的な生活習慣因子の数が多いほどPCCリスクが低く、5個または6個該当する女性は該当する因子が全くない女性と比べてPCCリスクが49%低かった(相対リスク0.51、95%CI 0.33-0.78)。全因子で相互に調整したモデルで、BMI(vs.その他の因子、相対リスク0.85、95%CI 0.73-1.00、P=0.046)と睡眠(vs.その他の因子、相...