乳がんリスクが平均ないし中程度でマンモグラフィーが陰性だった高濃度乳房女性に追加で実施する最良の乳がん画像検査法を統的レビューとメタ解析で検討。デジタル乳房トモシンセシス、携帯型超音波検査、全自動乳房超音波検査、MRIを評価した無作為化比較試験と前向き観察研究のデータ(22件、対象計13万2166例)を対象とした。 その結果、マンモグラフィーで見逃された乳がん計541件が、追加の画像検査法で発見された。メタ回帰モデルで、MRIは他の3つの検査法に比べてがん発見率が高く、増分がん発見率はスクリーニング1000件当たり1.52件(P<0.001)で、内訳は浸潤がんが1000件当たり1.31件(P<0.001)、上皮内乳管がん(DCIS)が1000件当たり1.91件(P<0.04)だった。MRIを除く3通りの画像検査法の性能に統計的有意差は見られなかった。...
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