米整形外科医の職業性疾病有病率を調査

米国の整形外科医での身体的および精神的な職業性疾病発生状況を横断研究で検討。電子調査に回答した整形外科医1645人（回答率7％）を解析対象とした。全調査項目について記述統計量を分析し、必要に応じてカイ2乗検定およびt検定を使用した。 その結果、2702件の職業関連の筋骨格系損傷が報告され、このうち17.9％が外科治療を要した。疾病請求を行った61人のうち66％が職場復帰し、34％が早期退職に至った。回答者の17.4％が開業後にがんの診断を受け、93.8％が指先穿刺の経験を報告した。55.8％が心理的苦痛を感じたことがあると回答し、64.4％が燃え尽き症候群を経験していた。...