身体活動量少ない未就学児は上気道感染症リスク高い

4-7歳の未就学児を対象に、身体活動量と上気道感染症（URTI）の関連を検討。Garmin-vivofit歩行計を使用して1日当たりの歩数、身体活動強度、睡眠時間を測定し、毎日の身体活動量と感染頻度の間のラグ効果を評価した。 その結果、URTI症状のない健康な日の1日当たり歩数の平均値はURTI症状がある総日数の主要な決定因子で、この変数分散（variable variance）の44％を占めていた（P＜0.001）。ベースライン（観察開始後14日間）の身体活動量低値でURTIリスクが増加した。普段スポーツ活動に参加していない未就学児で、URTI症状の重症度は1日当たりの歩数に依存した。睡眠時間とURTI症状がある日数に有意な相関は見られなかった。...