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DLBCL女性患者は午後のR-CHOP療法で予後改善

2023年2月28日  専門誌ピックアップ

びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(DLBCL)患者を対象に、化学療法の実施時間が生存転帰と忍容性に及ぼす影響を検討。午前中と午後に実施するリツキシマブ+シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン+プレドニゾン(R-CHOP)療法を比較した。210例で生存転帰、129例で有害事象を評価した。 その結果、午前中に治療を実施した女性患者は、午後実施した女性患者より無増悪生存期間(ハザード比0.357、P=0.003)および総生存期間(同0.141、P=0.032)が有意に短く、用量強度(dose intensity)もシクロホスファミドで10%(P=0.002)、ドキソルビシンで8%(P=0.002)、リツキシマブで7%(P=0.003)低下した。治療時間による差は、主に午前治療群の感染症(16.7% vs. 2.4%)および好中球減少性発熱(20.8% vs. 9.8%)の発生率増加に起因した。男性患者ではこの差が見られず、女性は循環白血球および好中球の日内変動が大きいことでこの性差が説明できるとされた。...