早期乳がん補助療法の推奨が70歳で激減、年齢バイアスか?
2004-2017年に早期乳がんの乳房部分切除術を受け術後補助療法の適応が高かった2つのコホートを特定し、前年と比較した年齢差と術後補助療法の推奨と独立して関連しているかを検討。コホート1は放射線治療(16万990例)、コホート2は内分泌治療(39万4946例)適応だった。連続変数の年齢を2値のカテゴリー変数として解釈すること(カットオフヒューリスティック)で、科学的根拠に基づく術後補助療法が推奨されていない可能性を検証した。 その結果、コホート1では、放射線治療の推奨割合が50歳から69歳までは90-92%の範囲だったが、70歳では81%と急激に低下した。放射線治療推奨の独立予測因子として前年と比較した年齢差が認められたのは70歳のみだった(69歳に対するオッズ比0.47、99.8%CI 0.39-0.57、P<0.001)。コホート2でも、内分泌治療推奨の予測因子として前年と比較した年齢差が70歳のみで認められた(同0.86、0.74-0.99、P=0.001)。...
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