小児の5人に1人に摂食障害、女児では3割

小児および青年の摂食障害の割合を系統的レビューおよびメタ解析で検討。PubMed、Scopus、Web of Scienceおよびコクランライブラリを用いて、地域在住の6-18歳を対象に5項目質問票SCOFF（Sick, Control, One, Fat, Food）で食行動異常を評価した文献を検索した。16カ国の研究32件（対象計6万3181例）を解析対象とした。 その結果、摂食障害の割合は小児および青年全体で22.36％（P＜0.001、I2＝98.58％）で、男児（16.98％）より女児（30.03％）の方が高かった（P＜0.001）。食年齢（B 0.03、P＝0.049）やBMI（同0.03、P＜0.001）が高いほど摂食障害が増加した。...