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米国での痩せ型糖尿病有病率、6年間で17.8%増加

2023年5月13日  Diabetes Care

2015-20年の行動危険因子サーベイランスシステム(BRFSS)の調査に回答した米国の成人263万463人を対象に、痩せ型糖尿病有病率の経時的傾向および年齢、性別、人種/民族別に層別化した有病率を探索的研究で検討した。 その結果、BMIが25未満の痩せ型成人での糖尿病有病率は2015年の4.5%(95%CI 4.3-4.7)から2020年の5.3%(同5.0-5.7)へ17.8%の増加が認められた(オッズ比1.21、95%CI 1.12-1.31)。過体重または肥満の成人では有意な経時的変化は見られなかった。痩せ型成人での糖尿病有病率増加度はサブグループにより差が見られ、黒人、ヒスパニック系、女性で増加度が最も高かった。...