左心室(LV)のサイズおよび収縮機能が正常な、英国バイオバンク参加者3万8897人のMRIデータを用いて、心血管リスク予測マーカーとして深層学習画像セグメンテーションで評価したLV球形度を検討した。 その結果、LV球形度指数(短軸/長軸)の1標準偏差増加は、臨床因子や従来のMRI測定値に依存せず、心筋症発症率の47%増加(ハザード比1.47、95%CI 1.10-1.98、P=0.01)および心房細動発症率の20%増加(同1.20、1.11-1.28、P<0.001)と関連した。ゲノムワイド関連解析でLV球形度に関連するゲノムワイド有意な遺伝子座が4個特定され、2標本メンデル無作為化解析によりLV球形度の原因として非虚血性心筋症が支持された。...
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