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健康の社会的決定要因と視力喪失に有意な関連

2023年5月20日  JAMA Ophthalmology

2005-08年の米国国民健康栄養調査(NHANES、12歳以上)、2019年の米国コミュニティ調査(ACS、幼児以上)、2019年の行動危険因子サーベイランスシステム(BRFSS、18歳以上)の計364万9085人(女性51.1%、白人64.4%)を対象に、健康の社会的決定要因(SDOH)と視力障害の関連を住民対象横断研究で検討した。 その結果、SDOHの5つの分野(経済的安定性、学歴、医療アクセスおよび医療の質、近隣環境および建造環境、社会状況)は、視力低下の有意な予測因子だった。例として、高所得[対所得貧困比率▽NHANES:オッズ比0.91(95%CI 0.85-0.98)、▽ACS:同0.93(0.93-0.94)、▽BRFSS:所得1万5000ドル未満群に対する1万5000-2万4999ドル群のオッズ比0.91(0.91-0.91)、2万5000-3万4999ドル群0.80(0.80-0.80)、3万5000-4万9999ドル群0.71(0.71-0.72)、5万ドル以上群0.49(0.49-0.49)]、雇用[▽BRFSS:オッズ比0.66(0.66-0.66)、▽ACS...