新生児薬物離脱症候群にEat, Sleep, Console careが有効

新生児オピオイド離脱症候群への「Eat, Sleep, Console care approach」が、医学的退院準備（medically ready for discharge）が整うまでの時間を安全に短縮するかを米国の26の病院で実施されたクラスター無作為化比較試験で検討。妊娠36週以上で出生した新生児オピオイド離脱症候群1305例を対象に、オピオイド離脱重症度評価のFinneganスコアを用いた通常ケアと比較した。 intention-to-treat解析（対象837例）の結果、出生から退院準備が整うまでの日数は「Eat, Sleep, Console care approach」群で8.2日、通常ケア群で14.9日（調整後平均差6.7日、95％CI 4.7-8.8）、率比は0.55（95CI 0.46-0.65、P＜0.001）だった。有害転帰の発生率は両群で同程度だった。...