週1のインスリンicodec、毎日のグラルギンU100に非劣性

基礎-追加インスリン療法を受ける長期罹患（平均17.1年）2型糖尿病患者582例を対象に、1日1回投与のインスリングラルギンU100と比較したインスリンicodec週1回投与の有効性と安全性を26週間の第IIIa相無作為化非盲検非劣性試験で検討（ONWARDS 4試験）。icodec群とグラルギン群は両方とも、インスリンアスパルト追加投与併用とした。主要評価項目はベースラインから26週までのHbA1c値の変化量で、非劣性マージンは0.3％ポイントだった。 その結果、HbA1cの推定平均変化量は、icodec群－1.16％ポイント、グラルギン群－1.18％ポイントとなり、グラルギンU100に対するicodecの非劣性が示された（推定治療差0.02％ポイント、95％CI －0.11-0.15、P＜0.0001）。icodec群の8％で35件、グラルギン群の9％で33件の重篤な有害事象が発生した。icodecに関する新たな安全上の懸念は確認されなかった。...