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人種や民族により近視とPOAGの関連の強さに差

2023年6月5日  JAMA Ophthalmology

2019年の米カリフォルニア州メディケアパートAまたはB受給者271万7346例(65-74歳53.0%、女性56.8%、アジア系12.8%、黒人4.3%、ヒスパニック系15.8%、非ヒスパニック系白人62.8%)の請求データを用いて、近視と原発性開放隅角緑内障(POAG)の関連と、人種および民族による効果修飾の有無を横断研究で検討。近視有病率は2.2%、POAG有病率は6.3%だった。 調整ロジスティック回帰解析の結果、近視群の方が非近視群に比べPOAGオッズが高かった(オッズ比2.41、95%CI 2.35-2.47)。人種および民族で層別化した多変量モデルで、近視とPOAGの関連は、非ヒスパニック系白人(同2.14、2.08-2.21)に比べ、アジア系(同2.74、2.57-2.92)、黒人(同2.60、2.31-2.94)、ヒスパニック系(同3.28、3.08-3.48)の方が強かった。...