左主幹部病変のPCIとCABG、5年全死亡率同等――ACSの有無問わず
左冠動脈主幹部病変がある急性冠症候群(ACS)患者および非ACS患者4394例(年齢中央値66歳、男性76.7%、ACS患者33%)を対象に、経皮的冠動脈形成術(PCI)および冠動脈バイパス術(CABG)後の臨床転帰を無作為化試験の統合解析で評価。薬剤溶出ステントを用いたPCIとCABGを比較した試験4件(SYNTAX、PRECOMBAT、NOBLE、EXCEL)を組み入れた。主要評価項目は5年間での死亡とした。 その結果、ACS患者の方が、30日時点の全死因死亡率(ハザード比3.40、95%CI 1.81-6.37、P<0.001)、心血管死亡率(同3.21、1.69-6.08、P<0.001)、5年間での自発性心筋梗塞(MI)発生率(同1.70、1.25-2.31、P<0.001)が高かった。5年全死因死亡率は、ACS患者のPCI群が10.9%、CABG群が11.5%(同0.93、0.68-1.27)、非ACS患者ではそれぞれ11.3%および9.6%(同1.19、0.95-1.50)だった(交互作用のP=0.22)。早期脳卒中リスクはPCI群の方が低かったが(ACS患者:同0.39...
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