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METex14スキッピングNSCLC、テポチニブの長期奏効確認

2023年7月17日  JAMA Oncology

MET遺伝子エクソン(METex)14スキッピング変異陽性の進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)患者313例を対象に、テポチニブの長期的な有効性と安全性を多コホート非盲検第II相非無作為化臨床試験(VISION試験)の長期追跡解析で検討。コホートA(152例、追跡期間35カ月超)の結果を独立コホートC(161例、追跡期間18カ月超)により検証した。主要評価項目は客観的奏効とした。 その結果、コホートCでは、客観的奏効率55.9%(95%CI 47.9-63.7)、奏効期間中央値20.8カ月(同 12.6-推定不能)となり、コホートAと同程度だった。治療歴のない患者(コホートAとCの計164例)では、客観的奏効率57.3%(95%CI 49.4-65.0)、奏効期間中央値46.4カ月(95%CI 13.8-推定不能)で、治療歴のある患者(計149例)では、客観的奏効率45.0%(95%CI 36.8-53.3)、奏効期間中央値12.6カ月(同9.5-18.5)だった。主な治療関連有害事象は末梢性浮腫で、210例(67.1%)発生した。...