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アフリベルセプト後続品、AMDで先発品と同等性示す

2023年7月29日  JAMA Ophthalmology

10カ国56の施設で未治療の滲出型加齢黄斑変性(nAMD)患者449例(平均年齢74.0歳、女性55.7%)を対象に、アフリベルセプト(AFL)のバイオ後続品SB15の、先発品との有効性の同等性を無作為化第III相試験で検討。主要評価項目は、8週時の最高矯正視力(BCVA)の変化量とした(同等性マージンは±3文字)。438例が32週時のフォローアップを完了した。 その結果、8週時のBCVAの最小二乗平均変化量はSB15群6.7文字、AFL群6.6文字で差は0.1文字(95%CI -1.3-1.4)となり、SB15とAFLの同等性が示された。32週時のBCVAの最小二乗平均変化量はSB15群7.6文字、AFL群6.5文字、中心サブフィールド厚はそれぞれ-110.4μm、-115.7μmと、32週時でも同等な有効性が維持されていたことが示された。治療下で発現した有害事象(TEAE)発生率は、SB15群47.8%、AFL群43.8%、眼のTEAEはそれぞれ18.3%、12.5%と臨床的に意義のある差は認められなかった。...