RVHRの再発抑制、TFメッシュ固定なしは固定ありに非劣性
開腹による腹直筋背側腹壁ヘルニア修復術(RVHR)を受けた腹壁ヘルニア患者325例(年齢中央値33歳、女性56.9%、ヘルニア幅中央値15.0cm)を対象に、経筋膜的(TF)メッシュ固定なしのTFメッシュ固定ありに対する1年時再発抑制での非劣性を前向き無作為化試験で検討。269例が1年間の追跡を完了した。非劣性マージンは10%に設定した。 その結果、1年時ヘルニア再発率はTFメッシュ固定あり群7.4%、TFメッシュ固定なし群9.2%と同等で(P=0.70)、再発の調整後リスク差は-0.02(95%CI -0.07-0.04)だった。手術直後の疼痛やQOLに差は見られなかった。...
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