英国の不眠症患者580例を対象に、睡眠衛生に関する小冊子提供に加えて看護師による睡眠制限療法を行った場合の臨床効果と費用対効果を実践的優越性非盲検無作為化対照試験で睡眠衛生単独と比較。主要評価項目は、自己申告による6カ月時の不眠症重症度質問票(ISI)のスコアとした。費用対効果は、獲得した質調整生存年(QALY)当たりの増分費用とした。 その結果、平均ISIスコアは睡眠制限療法群10.9、睡眠衛生単独群13.9(調整後平均差-3.05、95%CI -3.83--2.28、P<0.0001、Cohenのd-0.74)だった。獲得したQALY当たりの増分費用は2076ポンドで、費用対効果の閾値を2万ポンドとした場合に睡眠制限療法の費用対効果が睡眠衛生を上回る確率は95.3%だった。各群8例で重篤な有害事象が見られたが、介入と因果関係があると判定されたものはなかった。...
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