クリグラー・ナジャー症候群に遺伝子治療の安全性と有効性
2023年9月26日
New England Journal of Medicine
光線療法中のクリグラー・ナジャー症候群患者5例を対象に、ウリジン二リン酸グルクロン酸転移酵素1A1(UGT1A1)をコードするアデノ随伴ウイルス血清型8ベクター(GNT0003)単回静脈内投与(体重1kg当たり2×1012vgまたは5×1012vg)の安全性と有効性を第I/II相試験で検討。有効性の主要評価項目は、17週時点(光線療法中止1週後)での血清ビリルビン濃度300μmol/L以下とした。 その結果、16週までに、低用量投与患者の血清ビリルビン濃度が300μmol/Lを上回った。追跡調査期間終了時(78週または80週)では、光線療法を行っていない状況で、高用量投与患者のビリルビン濃度が300μmol/Lを下回った(ベースライン:351±56μmol/L、最終追跡調査来院時:149±33μmol/L)。主な有害事象は、頭痛および肝酵素濃度の変化だった。4例でALTが基準範囲の上限を上回った。これは、ベクターに対する免疫応答に関連がある可能性があった。重篤な有害事象は認められなかった。...
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