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NPとPAによる診療率が急増、米

2023年10月16日  British Medical Journal

2013-19年の米メディケア受給者(65歳超、障害者、末期腎臓病の患者)の無作為20%標本として診療2億7600万件を対象に、訪問医療での診療看護師(NP)およびフィジシャン・アシスタント(PA)による診療が占める割合とその経時的変化を横断的時系列研究で検討した。 その結果、1年当たりのNPまたはPAによる診療の割合は、2013年の14.0%から2019年には25.6%に増加した。2019年のNPまたはPAによる診療の割合は症状によりばらつきが見られ、その範囲は眼疾患13.2%、高血圧20.4%、不安障害36.7%、呼吸器感染症41.5%などだった。2019年に診療を受けた患者のうち41.9%がNPまたはPAによる診療を1回以上受けていた。NPまたはPAによる診療のなかった患者に比べ、NPまたはPAによる診療を受ける可能性は低所得者、農村部居住者、障害者で高かった。...