1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 複数株プロバイオティクスで早産児の全死亡率低下

複数株プロバイオティクスで早産児の全死亡率低下

2023年10月30日  JAMA Pediatrics

早産児の死亡や合併症予防としてのプロバイオティクス、プレバイオティクス、ラクトフェリン、およびそれらの配合製品の有効性を系統的レビューおよびネットワークメタ解析で検討。無作為化試験106件(早産児2万5840例)を対象とした。 その結果、複数株プロバイオティクスのみが、全死因死亡率低下と関連した[プラセボに対するリスク比(RR)0.69(95%CI 0.56-0.86)、リスク差(RD)-1.7%]。重度壊死性腸炎の減少には複数株プロバイオティクス単独[同RR 0.38(0.30-0.50)、RD -3.7%]やオリゴ糖との配合製品[同RR 0.13(0.05-0.37)、RD -5.1%]、敗血症の減少には単一株プロバイオティクスとラクトフェリンとの配合製品[同RR 0.33(0.14-0.78)、RD -10.7%]、摂食不耐症の減少には複数株プロバイオティクス単独[同RR 0.61(0.46-0.80)、RD -10.0%]やオリゴ糖との配合製品[同RR 0.45(0.29-0.67)、RD -14.1%]および単一株プロバイオティクス[同RR 0.61(0.51-0.72)、R...