急性感染性結膜炎の病原体、調査5施設で全て異なる
2023年11月21日
JAMA Ophthalmology
米国(ホノルル、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ)およびイスラエル(ペタク・チクヴァ)の計5施設の急性感染性結膜炎患者52例(平均年齢48歳、女性60%)を対象に病原体サーベイランスを実施。疾患発生の地域差と病原体を横断研究で検討した。 RNAディープシーケンシング解析の結果、4分の1(13例)の患者でヒトアデノウィルスD種が検出された。さらにヒトコロナウイルス229E、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、単純ヘルペスウイルス1型や細菌、真菌などの幅広い種類の病原体が検出された。膿性分泌物が32例(62%)で認められ、細菌性病原体が確認された患者は4例(8%)のみだった。...
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