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虚血性脳卒中後のAF、通常診療では未検出が多い

2023年11月25日  JAMA Neurology

大血管動脈硬化性疾患(LAD)または小血管閉塞性疾患(SVD)に起因する虚血性脳卒中の既往がある患者を対象として、心房細動(AF)の発症率を検討したSTROKE AF試験の3年間の追跡結果を報告。試験では、患者を植込み型心臓モニター(ICM)群と通常診療群に割り付け、追跡期間を通したAF(>30秒)の検出率を評価した。 試験には492例を無作為化して解析に組み入れ(年齢中央値66歳、男性62.4%)、このうち314例(63.8%)が3年間の追跡調査を完了した。3年時点のAF発症率は、ICM群が21.7%、通常診療群が2.4%だった(ハザード比10.0、95%CI 4.0-25.2、P<0.001)。...