新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するエンパグリフロジンの有効性と安全性を無作為化対照非盲検RECOVERY試験で検討した。COVID-19による入院患者4271例を、通常の標準治療のみ、または通常の標準治療+エンパグリフロジン経口投与のいずれかに均等に割り付け、28日間または退院まで評価し、28日死亡率を主要転帰とした。独立データモニタリング委員会によるデータ見直しの勧告を受けて募集は中止されたが、本試験は進行中である。 主要解析の結果、エンパグリフロジン群14%、通常ケア群14%が28日以内に死亡した(率比0.96、95%CI 0.82-1.13、P=0.64)。入院期間(両群とも中央値8日)や28日以内に生存退院した患者の割合(エンパグリフロジン群79% vs. 通常ケア群78%、同1.03、0.96-1.10、P=0.44)に有意差は認められなかった。エンパグリフロジンとの関連性が否定できない重篤な有害事象が2件(いずれもアシドーシスを伴わないケトーシス)報告された。...
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