10代のソーシャルメディア使用は健康リスクに悪影響

10-19歳のソーシャルメディア使用と健康リスク行動との関連を系統的レビューとメタ解析で検討。126試験を対象とし（メタ解析の対象は73試験）、最終サンプルには143万1534例（平均15.0歳）が含まれた。 その結果、メタ解析なしの統合で、運動不足（63.6％の試験で有益な関連が報告された）を除き、大半の試験でソーシャルメディアと全健康リスク行動に有害な関連が示された。低頻度との比較で、高頻度のソーシャルメディア使用は飲酒（オッズ比1.48、95％CI 1.35-1.62）、薬物使用（同1.28、1.05-1.56）、喫煙（同1.85、1.49-2.30）、性的リスク行動（同1.77、1.48-2.12）、反社会的行動（同1.73、1.44-2.06）、複数のリスク行動（同1.75、1.30-2.35）、ギャンブル（同2.84、2.04-3.97）と関連した。健康リスク行動を紹介するコンテンツへの曝露は、電子タバコ使用（同1.73、1.34-2.23）、不健康な食事行動（同2.48、2.08-2.97）、飲酒（同2.43、1.25-4.71）と関連した。エビデンスの確実性は不健康な食...