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各ライフステージの血圧が青年期の頸動脈IMTと関連

2023年12月27日  JAMA Pediatrics

乳児期開始コホート534例を対象に、早期ライフコースのライフステージごとの血圧と心血管疾患(CVD)を予測する頸動脈の内膜中膜複合体厚(IMT)との関連をコホート研究で検討。Special Turku Coronary Risk Factor Intervention Project(STRIP)から年間血圧(7カ月齢-20歳の間)および2年ごとのIMT(13-19歳の間)のデータを用いた。主要評価項目は26歳時のIMTとした。 その結果、各ライフステージの収縮期血圧は、青年期の頸動脈IMTと関連していた[乳児期(7-13カ月齢):相対的重み付け25.3%、95%Crl 3.6-45.8、幼児期(2-5歳):同27.0%、3.3-57.1、小児期(6-12歳):同18.0%、0.5-40.0、思春期(13-17歳):同13.5%、0.4-37.1、青年期(18-26歳):同16.2%、1.6-46.1]。ライフコースの累積収縮期血圧が(単一のライフステージで)1SD上昇するごとに頸動脈のIMTも増加した(0.02mm、95%Crl 0.01-0.03)。頸動脈のIMTに関する知見は、小...