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子宮頸がんにペムブロリズマブ併用でサブグループでもOS改善

2024年1月22日  JAMA Oncology

治療抵抗性、再発または転移を伴う子宮頸がん患者を対象に、ペムブロリズマブを化学療法(ベバシズマブ併用/非併用)に追加した有効性を検討した第III相国際共同二重盲検無作為化プラセボ対照試験(KEYNOTE-826試験)の探索的サブグループ解析を実施。試験から、腺がん、腺扁平上皮がん、または扁平上皮がんで、全身化学療法治療歴がなく、根治治療の対象とならない女性617例(年齢中央値51歳)を組み入れた。サブグループはベバシズマブの使用、プラチナ製剤の種類、前治療、組織型で分類した。主要評価項目は、全生存(OS)および無増悪生存(PFS)とした。 その結果、PD-L1陽性(CPS 1以上)患者の全サブグループにわたり、ペムブロリズマブ併用群でOSが改善した(ハザード比:ベバシズマブ併用0.62、非併用0.67;カルボプラチン0.65、シスプラチン0.53;前治療が化学放射線療法のみ0.56、なし0.72;扁平上皮がん0.60、非扁平上皮がん0.70)。ITT解析集団でも同様だった。PFSもペムブロリズマブ併用群で改善した。...