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手術の質改善プログラムをサンプリングで評価は可能か、米

2024年1月29日  JAMA Surgery

米国の手術の質改善プログラムで使用するサンプリング法で抽出した病院の30日合併症率を全症例の普遍的レビューと比較。サンプル(50万2730例)および普遍的レビュー(172万5364例)で各病院の四半期ごとのリスク調整後30日合併症の実測値と予測値の比(O-E比)を算出し、O-E比が1.0を有意に超える外れ値病院(死亡率が予測より高い病院)を特定した。 その結果、全体の30日合併症率はサンプルコホートで7.6%、普遍的レビューコホートで5.3%だった(P<0.001)。病院の平均四半期合併症率は、サンプルのみ、普遍的レビューのみ、その両方で特定した外れ値で4.7%、7.2%、7.4%だった。非サンプル症例の平均四半期合併症率は、外れ値で7.0%、外れ値以外で4.4%だった。...