DMOにアフリベルセプト8mgで投与間隔延長、治療負担減

糖尿病黄斑浮腫（DMO）患者660例を対象に、標準療法のアフリベルセプト2mgに対するアフリベルセプト8mg投与の有効性および安全性を第II/III相無作為化二重盲検非劣性試験で検討（PHOTON試験）。アフリベルセプトを8週ごとに2mg（2q8）、12週ごとに8mg（8q12）または16週ごとに8mg（8q16）硝子体内投与する群で比較した。主要評価項目は48週時の最高矯正視力（BCVA）のベースラインからの変化量で、非劣性マージンを4文字に設定した。1回以上投与した658例（8q12群328例、8q16群163例、2q8群167例）を解析対象とした。 その結果、BCVAの改善で、8q12および8q16の2q8に対する非劣性が示された［BCVAのベースラインからの平均変化量（標準偏差）：8q12群8.8文字（9.0）、8q16群7.9文字（8.4）、2q8群9.2文字（9.0）］。2q8群との最小2乗平均差は8q12群が－0.57文字（95％CI －2.26-1.13、非劣性P＜0.0001）、8q16群が－1.44文字（同－3.27-0.39、非劣性P＝0.0031）だった。試験眼...