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小児のPIVC、固定法によってカテーテル不全減少

2024年5月3日  JAMA Pediatrics

オーストラリアで、生後6カ月-8歳の小児383例(女児51%、年齢中央値36カ月)を対象に、末梢静脈カテーテル(PIVC)の固定法を3群並行群間優越性無作為化試験で検討。PIVCによる入院治療が24時間以上必要と予想される児を標準的ケアの縁付きポリウレタン(テガダーム)、一体型固定ドレッシング(ソーバビュー・シールド)、組織接着剤(セキュアポートIV)+一体型固定ドレッシングに割り付けた。主要評価項目はPIVC不全とした(予定治療完了前のPIVCの機能停止と定義)。 PIVC不全は、組織接着剤+一体型固定ドレッシング(12%、調整ハザード比0.47、95%CI 0.26-0.84)が、一体型固定ドレッシング(21%、同0.78、0.47-1.28)および標準的ケア(34%)と比較して最も少なかった。PIVCの耐用期間および介入の受容性は、全群で同程度であった。...