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増悪高リスクCOPDにビソプロロールの効果は

2024年6月17日  Journal of the American Medical Association

英国の76施設で、増悪リスクの高い慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者を対象に、ビソプロロールがCOPDの増悪を減少させるかどうかを二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験で検討(BICS試験)。主要臨床評価項目は、1年間の治療期間中に、経口コルチコステロイド、抗生物質、またはその両方による治療を必要とする患者報告によるCOPD増悪回数とした。安全性評価項目は、重篤な有害事象および副作用などとした。 その結果、515例(平均68歳、男性53%、平均FEV1 50.1%)が試験を完遂した。主要評価項目である患者報告によるCOPD増悪回数は、ビソプロロール群が526回、平均増悪率2.03/年、プラセボ群が513回、平均増悪率2.01/年だった。調整後の発生率比は0.97(95%CI 0.84-1.13、P=0.72)だった。重篤な有害事象は、ビソプロロール群の14.5%とプラセボ群の14.3%に生じた(相対リスク1.01、95%CI 0.62-1.66、P=0.96)。...