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DAPT継続よりチカグレロル単剤変更で出血リスク軽減

2024年10月8日  Lancet

ステント留置による冠動脈血行再建術を受けた患者を対象とした無作為化試験6件の系統的レビューとメタ解析を実施し、短期抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)からチカグレロル単剤療法(チカグレロル単剤群)への変更とDAPT継続を比較。主要有害心脳血管イベント(MACCE)、BARC(Bleeding Academic Research Consortium)出血基準3または5の出血、全死因死亡を共主要評価項目とした。 その結果、いずれの発現率もチカグレロル単剤群の方が低かった[MACCE:2.8% vs. 3.2%、ハザード比0.91(95%CI 0.78-1.07)、非劣性のP=0.0039、τ2<0.0001、出血:0.9% vs. 2.1%、同0.43(0.34-0.54)、優越性のP<0.0001、τ2=0.079、全死因死亡:0.9% vs. 1.2%、同0.76(0.59-0.98)、優越性のP=0.034、τ2<0.0001]。MACCEと全死因死亡はチカグレロル単剤群の女性、出血は同群の急性冠症候群患者に治療効果が高いと考えられた。...