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乳がんの放射線療法、寡分割照射のメリットが大きいか

2024年10月16日  British Medical Journal

乳がんに用いる放射線療法のさまざまな分割照射法について、系統的レビューとメタ解析で検討。従来の分割照射法(CF)、中等度寡分割法(MHF)、超寡分割法(UHF)に焦点を当てた無作為比較試験を対象とした。主要評価項目は、グレード2以上の急性放射線皮膚炎および放射線療法関連の晩期副作用とした。 35件の試験(2万0237例)を評価した。CFと比較したMHFのグレード2以上の急性放射線皮膚炎のリスク比は、乳房温存療法が0.54(95%CI 0.49-0.61、P<0.001)、乳房切除術が0.68(0.49-0.93、P=0.02)だった。色素沈着とグレード2以上の乳房縮小の頻度はMHFの方がCFよりも低く、乳房温存療法と乳房切除術の統合集団でのリスク比はそれぞれ0.77(0.62-0.95、P=0.02)と0.92(0.85-0.99、P=0.03)だった。MHFと比較したUHFのグレード2以上の急性放射線皮膚炎のリスク比は、統合集団で0.85(0.47-1.55、P=0.60)だった。生存と再発の転帰は、UHF、MHF、CFで同程度だった。...