ガイド下前立腺生検、マイクロ超音波がMRI融合に非劣性

前立腺がん疑いで生検歴のない男性802例を対象に、マイクロ超音波ガイド下生検とMRI融合画像ガイド下生検を非盲検無作為化非劣性試験で比較（OPTIMUM試験）。マイクロ超音波、マイクロ超音波/MRI融合またはMRI/従来型超音波（US）融合画像ガイド下生検のいずれかに患者を割り付けた。主要評価項目は、マイクロ超音波＋系統的生検とMRI/従来型US＋系統的生検によるGleasonグレードグループ2以上のがん検出率の差とし、非劣性マージンを10％に設定した。 その結果、678例が生検を受けた。マイクロ超音波群の47.1％、MRI/従来型US群の42.6％、マイクロ超音波/MRI群の46.9％にグレードグループ2以上のがんが検出された。マイクロ超音波ガイド下生検はMRI/従来型US融合画像ガイド下生検に対して非劣性を示した（差3.52％、95％CI －3.95-10.92、非劣性P＜0.001）。マイクロ超音波/MRI融合画像ガイド下生検もMRI/従来型US融合画像ガイド下生検に対して非劣性を示した（差4.29％、95％CI －4.06-12.63、非劣性P＜0.001）。...