嚢胞性線維症におけるETI療法が全身性炎症に及ぼす効果と残存する課題

背景　elexacaftor/tezacaftor/ivacaftor（ETI）療法が確立された嚢胞性線維症（CF）患者において、臨床的に有意な改善にもかかわらず、気道炎症が持続しているというエビデンスがある。CFは多臓器疾患であるため、全身の免疫プロファイルは肺や他の臓器内の局所的な炎症を反映し得る。ETI療法後の全身性炎症を理解することは、重要なトランスレーショナルな洞察を明らかにする可能性がある。本研究は、全身性の炎症変化をプロファイリングし、これらをETI療法で観察される十分に実証された改善と関連付けることを目的とする。...