特発性肺線維症へのnerandomilastはFVC低下を抑制

特発性肺線維症患者1177例を対象に、ホスホジエステラーゼ4B阻害薬nerandomilast（BI 1015550）の効果を第III相試験で検討（FIBRONEER-IPF試験）。組み入れ時の抗線維化療法（ニンテダニブまたはピルフェニドン）施行率は77.7％だった。主要評価項目は、ベースラインから52週時点までの努力肺活量（FVC）の絶対変化量とした。...