慢性副鼻腔炎の鼻茸/鼻閉スコア、stapokibart上乗せで改善
2025年9月6日 Journal of the American Medical Association
中国の病院51施設で、コントロール不良の鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎成人患者180例を対象に、鼻腔内コルチコステロイド治療に上乗せしたstapokibart（インターロイキン4Rαを標的とするモノクローナル抗体）の有効性と安全性を第III相無作為化二重盲検試験で検討（CROWNS-2試験）。モメタゾンフランカルボン酸エステル鼻腔内噴霧開始4週間後にstapokibartとプラセボに1対1の比率で患者を割り付けた。共主要評価項目は、24週時点での鼻茸スコア（意義のある変化量の閾値1点以上）および鼻閉スコア（同0.5点以上）のベースラインからの変化量とした。...