在宅自己注射は現在、幅広い診療場面で導入が急速に拡大しており、幅広い年齢層で使用されているが、高齢者を中心に打ち間違いなどのトラブルも報告されている。m3.com意識調査では、会員医師795人を対象に在宅自己注射の導入状況やトラブル経験について意見を伺った。その結果、在宅自己注射を導入している医師361人のうち約3人に1人が何らかのトラブルを経験しており、事例として、認知症になり自己注射できなくなった、恐怖感から自己注射を継続できなかったなどの治療中断や打ち忘れ、保管や手技、使用方法の間違い、注射キットの故障などが報告された。(まとめ・m3.com編集部)...
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