COVID-19嗅覚・味覚障害、どこまで解明？【前編】
2022年5月20日 m3.com編集部
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）流行当初から、比較的特異的な臨床症状として注目されていた嗅覚・味覚障害。ウイルス感染に伴う嗅覚脱失は嗅覚障害の原因の一つとされているが、COVID-19では流行当初の嗅覚・味覚障害の発症割合が約8割に上るとの報告もあり、注目を浴びた。先ごろ開催された日本呼吸器学会学術講演会（4月22-24日、京都／ウェブ配信）で、金沢医科大学副学長・耳鼻咽喉科学主任教授の三輪高喜氏がCOVID-19に伴う嗅覚・味覚障害の疫学・治療の最新知見を解説した。（まとめ：m3.com編集部・坂口恵）...