1. m3.comトップ
  2. 臨床ニュース
  3. 米FDAが輸血依存性βサラセミアに遺伝子治療承認

米FDAが輸血依存性βサラセミアに遺伝子治療承認

2022年8月22日  米食品医薬品局(FDA)

米国食品医薬品局(FDA)は8月17日、成人および小児の輸血依存性βサラセミアに、初の自家CD34陽性細胞を用いた遺伝子治療betibeglogene autotemcel(商品名Zynteglo、bluebird bio社)を承認した。患者の自家CD34陽性細胞を採取し、T87Q のアミノ酸置換を伴う成体ヘモグロビン(HbA T87Q )をコードするBB305レンチウイルスベクターを用いて機能的なβグロビンを産生するように遺伝子改変したうえで、骨髄破壊的前処置後に単回で静脈内投与する。...