半世紀ぶりについに実現か、新規RSVワクチンのP3 相次ぐ
ファイザー社は開発中のRSウイルス感染症に対する2価ワクチン(RSVpreF)の国際共同臨床第3相試験において、有効性と安全性が確認されたとの第一報を発表した(2022年11月1日付リリース https://www.pfizer.com/news/press-release/press-release-detail/pfizer-announces-positive-top-line-data-phase-3-global)。同データは今後、査読付き論文に投稿される見通し。また、規制当局が求める事前評価基準の一つを満たしたとして、2022年末には初のRSV予防ワクチンとして承認申請を行う見通しを示している。乳幼児向けのRSVワクチンは1960年代に臨床試験が着手されたものの、失敗。その後、開発は半世紀以上停滞していた。10月には高齢者、そして今回は乳幼児向けのRSVワクチンに関する報告が相次いでいる。(m3.com編集部・坂口恵)...
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