米国食品医薬品局(FDA)は1月11日、18歳以上の喘息患者の気管支収縮の頓用治療または予防および喘息発作リスクの軽減を適応として、Airsupra吸入エアロゾルを承認した。Airsupraは、albuterol(β2アドレナリン作動薬、編集部注:本邦ではサルブタモール)とブデソニド(ステロイド)の配合剤だ。吸入ステロイド(ICS)と短時間作用型β刺激薬の配合剤としては米国で初めての承認となる。このほか、喘息の長期管理薬ではなく発作治療薬でICSを含有する製剤としても米国初の承認。気道の筋肉を弛緩させ、炎症を抑えることにより、重度の喘息発作のリスクが低下する効果がある。...
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